2018年5月31日木曜日

有難迷惑

 平成18年のNKR81のエルフ、走行距離は約35万Km。
DPD後ろの排気バルブのフランジボルトが腐食して、DPDを作動させると排気漏れしだしてきた。
ボルトはバルブ後ろの短いパイプのフランジに熔接してある。
短いパイプを交換する事になるのだが、ボルトは固着してるし、ナットの頭は小さくなってしまってレンチにも噛まない・・・
しょうがないから鏨ではつった。

交換するパイプとパッキンとナット一式。
部品を取ってから知ったが、パイプに熔接してあるボルトは部品として設定されてるそうだ。
パイプから削り取ってやれば、パイプはまた使う事が出来たらしい。
4本付いてるボルトの方は熔接をサンダーで削り取ればよさそうだが、2本の方は圧入になってるから簡単には取れないかもしれない。
しかしそもそもはこんなボルト熔接や圧入にせずに、単体で取れる作りにするべきだ。
部品点数を少なく出来るので、生産現場ではこの方が都合がいいのだろう。
整備性からいったら有難迷惑な話だ・・・